実際のセラピー=治療期間、患者に求められること、同伴介助者、セラピスト、所要費用

どのくらいの期間、訓練が行われるか

What kind of time commitment is involved?

ターブセラピーが他のどのセラピー・プログラムより効果的なのは、その強烈さ(Intensity)の故にある。それぞれの患者の状況に応じてター ブ・セラピーは2~3週間にわたって、昼食と短い休憩を挟んで一日3時間半、または7時間行われる。患者はクリニックを離れた後、夕刻、夜間、ウイークエ ンドに宿舎で独自に訓練を継続しなければならない。ターブセラピーを完了すると、患者は個々人のために作られた家庭で行うべきセラピーのプログラムを 渡される。退院後の患者はまた、4回の自己評価を行うことを要求される。これはクリニックが患者のその後の状況を追跡し、家庭におけるリハビリを 効果有らしめるようアドバイスをするためである。加えて、セラピスト患者は、その後数ヶ月にわたって常時電話によるコンタクトを取ることとなる。

患者の適格性

Is Taub Therapy right for me?

成功するために、患者として厳格に定められたルールを守り、完全にその役割を果たす必要がある。ターブセラピーは患者のためにあることを確実なものにするためには、患者自身も積極的に関与することが求められる。ターブセラピーは患者がチャレンジすることを前提としてデザインされている。このセラピーで患者は時に大きなフラストレーショと疲労を感じる。ことに初期の、まだ成果が見えて来ない時期にはなおさらである。だからこそ次のようなことが大切なのである。

  • プログラムを貫徹する情熱と決意
  • 決して動揺しない成功に対する決断
  • 指導事項に対して全面的に従う意思と集中力
  • 必ずゴールまで頑張るというモチベーションの高さ

患者に求められること

What is expected of me during therapy sessions?

結果を出すためには、次のようなことをがんばって貫徹しなければならない。

  • 食事の時間も含めて(腕に対するセラピーの意味を持つ)起きている時間の90%を、障害を受けなかった手にミットを纏って過ごす。(障害を受けなかった手を使用しない)
  • 夕刻、夜間には定められた訓練を独自に確実にこなす。
  • 患者の直面している事は必ず担当のセラピストに伝えること

セラピストは患者に何をしてくれるか

What can I expect from my therapist?

ターブセラピーにおいて、患者は担当の理学療法士または作業療法士と1対1の関係でセラピーを実施することから、クリニックは患者とセラピストの間のよりよい人間関係の構築にあらゆる努力を傾注している。

したがってセラピストによる

  • 患者の物理的な、感情的な要請に、心のこもった対応
  • セラピーを行っているすべての時間、担当セラピストによる1対1のケア
  • 励まし、元気付け
  • 患者の持つ機能的な問題点の創造的な解決法の発見と、ゴールに達するための援助
  • 同伴している配偶者または介助者に対する支援

同伴介助者の役割

What is expected of caregiver during therapy sessions?

ターブセラピーは非常に効果的であるが、反面非常に過酷な訓練である。ターブCIセラピーの患者は肉体的にも精神的にも疲れ果ててしまう。結果が即座に出るものではないので、ことに治療の初期に於いて患者は失望を感じる。しかしながら第1週目の終わりころまでには、多くの患者たちは彼らハードワークの結果として彼らの人生を変えるような成果の兆しを見ることとなる。このような状況こそセラピーの期間を通して介護者の支援が重要な意味を持つのである。

患者がゴールに達するために、同伴介護者の支援を必要としていることは疑いのない事実である。

  • 精神的な支えと勇気付け。ターブセラピーは肉体的な、そして精神的な兆戦(Challenging)である。介護者が愛する患者は毎日のセラピーの後、心身ともに疲労の極に達する。
  • セラピーの行っている間、介護者は決してセラピー現場に同席してはならない。ターブ・セラピー・クリニックは同伴介護者がセラピー期間中何をすべきかについての情報をすべて準備している。
  • 介護者としての役割に立ち返り、その任務に徹すること。愛する患者に、ミットを必ず着用し、食事や着替えを自分でやるように勇気付けること。
  • 宿舎で夜間、週末にやるべき宿題(訓練)を完璧に行うように勇気付ける。

家庭に帰ってから介護者が行う患者支援

How can I be supportive after we have returned home?

家庭でのプログラムを継続的に行うことは、患者の長期的観点から見た成功のために決定的な要因である。

  • 家庭では毎日約30分から1時間の訓練が行われなければならない。愛する患者が継続して訓練できるための環境の整備を行う。
  • セラピストの役割を果たす。上手くいった時に褒めてやり、積極的に訓練を強化するよう仕向ける。
  • 質問が生じたり、心配事が生じたときはすぐにターブ・セラピー・クリニック電話連絡をする。

治療費その他の費用

所要の費用は、個々の患者の症状によってどのくらいの期間の訓練(Training)が必要であるかによって定まる。クリニックはそれぞれの患者が必要 なサービスの度合いよって費用を定めるシステム(A fee- for-service basis) をとっている。 患者は治療の開始に先立って治療費を支払わなければならないが、一旦払い込まれた治療費は返却されない。医療保険の適用はない。患者は、治療にかかる すべての費用、交通費、宿泊費などを支払わなければならない。しかしながらターブ・セラピー・クリニックはバーミングハムにおける交通、宿泊に関する情 報を用意している。