「患者と家族のためのCIセラピー・クリニック」を自分たちで創ることのご提案

わが国においてもようやくCIセラピーが注目されつつあるとは言えまだまだごく一部の大学病院、研究機関で試験的に行われているに過ぎない。 日本の医学界の「象牙の塔」と言われる体質と、得意な事情もいずれは改善されるであろうが、おそらく数十年を要するであろうと思われる。 私たち患者と家族はとても待っては居られない。 反面、私たちはCIセラピーの先駆者であり世界的な権威であるアラバマ大学の Taub 博士が考案した世界で最も進歩したCIセラピーの技術Taub Therapy の提供を受けられる契約を保有しているのである。 Taub Therapy は、CIセラピーの開発者であるTaub 教授が独特の改善、改革を施して最先端のセラピー技術として完成させたものである。 こちら側の条件さえそろえば、明日からでも最新のCIセラピーの技術Taub Therapyを我々の家族に施すことができるのである。 

「患者および家族の皆さん! 私たちの想いを凝固させて、お互いの知恵出し合って、一致協力し、執念を燃やして、お互いの少ないお金を持ち寄って、患者と家族のためのCIセラピー・クリニックを創り上げようではありませんか!」と申し上げたい。

具体的な事業活動については、あくまでも賛同いただける患者とその家族のご意向を戴して、「CIセラピー仙台クリニック」設立並びに事業推進の過程と、その後現実のセラピ-実施によって得られた情報を整理し、新たな観点から事業を見直し、推進を図る所存である。  問題点は整理されている。

  • CIセラピーに必要なものは場所と人=優秀なセラピスト=OTのみである。
    いわゆる医療器具に類するものは全く必要がない。 従ってそれほど多額の資金を必要とするわけではない。 優秀なセラピスト=OTの確保が最大の問題点である
  • セラピー実施期間中、患者は目が覚めている時間の90%を障害のないほうの手にミットをはめて(使えなくして)過ごすことを要求されるため、自宅、またはホテルなどからの通院では十分にその管理が困難である。 そこで患者と付き添いの家族とが宿泊できる施設を備えたクリニックをも考慮のする必要がある。(宮城県蔵王町遠刈田温泉内に町営の総合リハビリセンター建設の企画があり、貸し別荘、ペンションなどが多数存在しているところから、このような施設の一角に設置し、これらの施設を活用することも一案である) 
  • 今年度から大病院が「急性の患者を治療する病院」と「慢性の患者を治療する病院」とに区分されることになり、多くの大病院は「急性期医療」を選んだためこれらの病院から来院を拒否された多くの慢性期患者が事実上「路頭に迷っている」のが現状である。 そこで、CIと併せて通常のリハビリ施設としても利用できる総合的なリハビリ施設として活用し、併せてせっかく獲得し訓練した優秀なセラピストに遊休時間を与えないで活用することを考慮する。
  • 従来も大病院に於けるリハビリがマンネリとなって単に障害者の社交の場となっている現実があったが、反面同じ傷害に苦しむもの同志が集って社交を楽しむ場所が必要なことも否めない事実である。 そこで障害者でもできる簡単なスポーツ施設などを併置することも経営の安定上考慮の要がある。
  • 医療機関とタイアップするか、又は賛同してくれる医師の助力を得て医療機関(診療所)としての発足をするかは誠に悩ましい問題である。 医療機関であればたとえば診療所であってもある程度、健康保険の適用を受ける可能性があるほか貴重なセラピストを充分に活用することが出きる。 反面、悪名高い各地の医師会その他の制約を受けることになる。
  • その他の事項

拾い上げればきりがないが、その他もろもろも事情を考慮し現在総合的な計画原案を経営コンサルタントの先生、その他の識者のご指導を頂きながら作成中である。
10月には「患者と家族のためのCIセラピー・クリニックを自分たちで創るための基本計画案の素案」(たたき台)をこのページに公開するつもりである。
脳卒中の後遺症に悩み苦しむ患者とご家族のご意見、ご感想、ご提案、ご質問などお寄せいただきたい。